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広島県尾道市の子供を給食からの内部被爆から守るための活動をしているお母さん、お父さん同士をつなぐ為のブログです。
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今日は月に1回、商店街の広場で開かれる、家族の台所に行ってきました。

安全な食材にこだわるお店が集まる美味しくてたのしいマルシェです(^o^)/
放射能で免疫力が落ちやすい今だから、ベクレルフリーだけでなく、添加物や農薬などにも気を付けて、全体的な食のリスクを下げることも大事。
これは尾道に避難してから、長江のおうちでの交流で意識するようになったことでもあります。

先月尾道で講演会をされた守田敏也さんも、同じことを指摘されていました。


講演会後に、食と放射能の話をもっと知りたいという参加者の声を受けて、守田さんと一緒に食の汚染を考える勉強会が開催されることになりました。

『食・給食の安全と放射能測定』
日時:9月7日(金) 18:30~
場所:尾道市人権文化センター
参加費無料、お子さん連れ歓迎です。

夜の開催ですが、お子さんの食べ物に不安を感じているお母さんたちの情報交換の場になったらいいなと思います。


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『 あなたは何ベクレルの汚染なら、自分の子どもが食べても平気ですか? 』

最近、学校給食の放射能測定で微量が検出された自治体の対応を見比べていたら、
こんな質問が頭に浮かんでしまいました。


●[神奈川県川崎市]小学校給食用の山形県産リンゴ缶詰 セシウム1.6ベクレル検出
8月31日 東京新聞より
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20120831/CK2012083102000113.html


川崎市教育委員会は30日、小学校の給食に使う山形県産のリンゴ缶詰から、1キログラム当たり1.6ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表しました。
市教委は9~12月に月一回、フルーツポンチに使う予定。食べるかどうかは保護者や子どもの判断に委ねるそうです。

川崎市では、4月にも神奈川県産の冷凍ミカン(9.1ベクレル)とミカン缶詰(3.8ベクレル)から放射性セシウムが検出され、給食に出し続けています。
使用中止を求める保護者に対して、「放射性物質を検出した場合、学校を通じて保護者に知らせることを徹底する」と説明しているそうです。
ちなみに横浜市、鎌倉市は県産冷凍ミカンの給食での提供を見合わせています。


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一方で、新潟市では、8月30日から小学校の給食に使われる予定だった群馬県産のほうれんそうから、放射性セシウム13Bq/kgが検出されました。

国の基準地以下ですが、当面使用を見合せることにしたそうです。


※8月29日のNHK新潟の報道だったのですが、ソースはすでにきれていました。


放射能が検出されたら、数値に関係なく使わないのか、
基準値以下なら保護者に連絡して食べる食べないを選択させるのか。

自治体によって対応はわかれますが、大切なことは、独自の基準で判断するかどうかということです。
せっかく目には見えない放射能を見つけても、基準値以下だからとスルーさせてしまったら、保護者も子供も不安なまま給食を食べなければなりません。


放射線被曝に閾値はありません。
ここまでならOKという値はないんです。

こんなに科学の進んだ現代でも、はっきりわかっているのは0が望ましいということだけ。
特に被曝の影響を受けやすい子供たちは、できる限り汚染のない食べ物を。
そんな基準で給食の食材を判断してもらいたいです。


大人の頑張り時ですp(^-^)q
















夏休みも終わりですね。
この時期、出先で必ずといっていいほど『宿題終わった?』と声をかけられるうちの子たち。
一足早く、提出が終わって、
かなりのびのびしてます(^з^)-☆


そして…私たち大人の宿題、給食の請願書も、今週無事に提出にこぎ着けました。
9月議会で審議されます。

要望点は三つ。

①主要食品から放射能測定を実施し、結果を保護者に示す

②給食で詳細が予定の食材の産地を公開する

③汚染が懸念される地域と、食材を使用しない

この請願者として
『我が子の安全を願う会~尾道の学校給食から内部被爆を防ごう~』
という会をたちあげました。

発起人は尾道市内で子育て中のお父さん、お母さんです。
学校給食はもちろんですが、子どもたちには安全な食べ物を食べさせたい人、こども達の放射能の影響が心配な人などとつながっていけたらなぁと思っています。

またこの請願を応援してくれるかたの
賛同署名も集めています。

ご協力をお願いしますm(__)m

お盆を挟んだ五日間、千葉に単身帰省してきました。故郷の海は、今年も海水浴客で賑わっていたけど、地元の方の話だと例年より少ないそうです。


帰省から戻った翌日、18日にフリージャーナリストの守田敏也さんの尾道講演『報道されないフクシマ』がありました。


私は5月に行われた小規模講演で、初めて守田さんのお話を聞きました。
私の苦手な物理の話、内部被爆のメカニズムがわかりやすかったこと、
福島のありのままの汚染状況を改めて聞いて、いてもたってもいられなくなったことを覚えています。

ちょうどその頃、給食の不安を行動に移すか迷っていました。
学校に相談しながら、我が子を守る対策をしていたけど、ほんとにそれだけでいいのか。尾道に来て気持ちのゆとりができたせいか、少し欲張りになったのかもしれません。
我が子だけでなく、その周りの子供達のことも守りたい。


静かに避難生活を送りたい気持ちもありましたが、守田さんの話が後押ししてくださいました。できることをしないと後悔すると。


今回は、時間の都合で食の問題まで話ができませんでしたが、

尾道の皆さんの前で守田さんは『汚染は関東・東北です』とはっきりおっしゃいました。
それが現実です。


講演会前夜、給食食材の測定についてアドバイスをもらいに、守田さんを囲む会にお邪魔しました。

食品測定の重要性、市民測定所の活用など丁寧に教えてもらいました。
当面給食で調べた方がいい食材として、
牛乳やきのこ類、魚介類、主食の米やパンに加え、加工品のハムや、ちくわ・はんぺんなどのねりもの類もあげていました。
検出されやすいものであったり、量をたくさん食べるから安全確認した方がいいものだったりが理由です。

大豆も吸収しやすいから注意が必要だそうです。

また食べ物のことも詳しく教えてもらいたいですね。


守田敏也さんのblog↓
明日に向けて』

http://blog.goo.ne.jp/tomorrow_2011


三次市の380ベクレル/kgの生しいたけ、市内の一部の小学校で給食に使われていたそうです。

こういう話を聞くたびに、ほんとに悔しさでいっぱいになります。この一年、何度これを繰り返しているだろう。


同じことを尾道で繰り返さないためにも
給食の改善を、粘り強くお願いしていこうと思います。

昨日は一緒に活動している方たちと、議員さんに会ってお話をしてきました。
�給食の食材測定
�産地の公開
�汚染が心配される地域・海域の食材を使わない
�保護者の判断で、各家庭ごとの対応を認めてほしい

この4点を議会に請願しようと考えています。
賛同してもらえる方の署名も集めていこうと思います。
みなさんの協力をお願いしますm(__)m


この夏の私たちの宿題。こどもにまけないようにがんばります(^o^;