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広島県尾道市の子供を給食からの内部被爆から守るための活動をしているお母さん、お父さん同士をつなぐ為のブログです。
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尾道ベッチャー祭りが始まってますね。
まだ見かけてないけど、我が家の下の子は怖くて仕方ないようで、なんとか会わずにやり過ごそうとしてます(^_^;)

先週の土曜日、フリージャーナリストの岩上安身さんが尾道にやって来て、トークeventを開催しました。

今回は『モンサントの不自然な食べ物』という映画の上映の後に、世界の食の危機と、TPPの問題点、日米関係の現実を解説してくださいました。

モンサント社の名前聞いたことありますか?
遺伝子組み替えを強力に推進しているグローバル企業です。
自社の販売する除草剤に耐性を持つ種子を、遺伝子組み替えの技術で開発して、世界中に販売しています。
除草剤の成分が強いから、耐性のない在来種では、作物も枯れてしまう。
そのために開発されたのが、遺伝子組み替えの種なんです。

そんな作物が人間に害がないわけないですよね。生き物であることには変わりはないのだから。
実際、モンサント社の除草剤や農薬を散布している農民の間で健康被害が進んでいたり、
遺伝子組み替え種と在来種が交配してしまい、作物が病虫害に極端に弱くなるケースもあるとか。農業そのものが深刻なダメージを受け、結果、農家の自殺が急増している国もあるそうです。

利益優先で、人の命が軽く扱われる構図、放射能の問題ににてる。

日本にも遺伝子組み替え食品、主に大豆やトウモロコシなどが、加工品に姿を変え入りこんでいるそうです。



すでにアメリカでは9割は遺伝子組み替えの大豆が栽培されている現実。
たった1割の中から日本向けに遺伝子組み替えでないものが、きちんと輸出されてるのか。そもそも、表示も疑わしいとか。

輸入元の商社も検査をしているわけではないそうです。実際はほとんどノーチェックのまま…

これも、似ている…(TT)


話変わってTPPという国際条約。
現政府は参加表明しています。

もしTPPが適用されると、こうした遺伝子組み替えの問題は、今以上に私たちの食卓をおびやかすそうです。


例えば、TPPでは、アメリカ企業の都合が、日本の法律より優先されてしまったり(ISD条項)、
一度アメリカ企業に向けて解放した規制は、なにか問題が起きても元に戻せなかったり(ラチェット条項)するとか。

何が起きるかというと、今はまだ遺伝子組み替え種での栽培は禁止されていますが、
TPPに参加すれば、モンサント社が日本の法律を訴えて、規制緩和をさせることかできてしまうんです。

しかも、遺伝子組み替えで健康被害が出ても、規制を戻すこともできない。



えっ。これ、対等な条約と言えますか?

歴史で習った、植民地への不平等条約みたい。
私はそう感じました。

モンサント社の話は、TPPが持つ問題の一例にすぎません。
でもなぜか大手のメディアはこれを私たちに正しく伝えてくれません。




あ~、なんて時代なんだ、放射能以外にも私たちはどんどん追い詰められる。
そんな重い空気が、会場に流れた気がします。

岩上さんは一人一人が行動すること。個人が正しいメデイアの役割を果たして、情報発信することの大切さを訴えてました。

日本人の無関心ぶりは、海外からは異常に映るとか。

うちの子がベッチャーから逃げ回ろうとしたり、見ないふりしようとしてるのを、笑ってられないとおもいました。

私たち、嫌なものから眼を背けすぎてはないだろうか?
放射能も、TPPも。そもそも政治というものからも。



私はうまく皆さんに伝えられたでしょうか?


去年、TPPのことを知りたくて見つけたサイトがあるのでリンクをはりますね。

『猿でもわかるTPP』
http://luna-organic.org/tpp/tpp.html



他にも分かりやすい解説あったら、教えてください!


















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