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広島県尾道市の子供を給食からの内部被爆から守るための活動をしているお母さん、お父さん同士をつなぐ為のブログです。
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目に見えない、味も臭いもしないから放射能はやっかいです。
測定することでやっと私達は気づくことができます。
チェルノブイリで大きな被害にあったベラルーシの汚染地域では、ほぼ全ての学校に放射能測定器が置かれて、誰でも無料で食品の測定が出来るそうです。
日本でも、一日も早く測定が身近なになってほしいですね。

今日は市民測定所について。

昨年の福島の原発事故から食べ物の汚染の深刻さと検査体制の甘さを心配する市民が、全国各地で市民測定所を次々とたちあげました。
一覧表↓
http://shimin-sokutei.net/list/all.html

シンチレーション式の手頃な測定器を
使う測定所がほとんどでしたが、
最近はより高度な性能を持つ
ゲルマニウム半導体検出器を導入する測定所もで始めています。


私が会員になっている横浜市民測定所は、放射能から子供を守りたいお母さんたちが、かんぱを募って今年の3月に開設しました。

測定スタッフも普通のお母さんたちが勉強して、研修を重ねて運営してます。

難しいと言われる放射能測定、どんなに機械が高性能でも測定者に知識がなければ正確な測定はできないそうです。

専門集団ではない市民測定所に不安を感じる人も多いはず。
実は私もその一人でした。

では市民測定所のメリットは?というと検査料の安さに加えて、私達と同じ危機感で測定してくれること。測定依頼をしてみてそれを一番感じました。
測定の技術的な説明も、私達目線で、わかりやすく、正確に伝えたい、そんな思いが伝わってきました。

みんなの不安に答えるさまざまな試みも。
小麦の汚染の不安を受けて、汚染がある乾燥うどんをゆでるとどうなるか。
実験roomをのぞいてみてください(^-^)

http://www.ycrms.net/laboratory/udon1.html

ゆでることでセシウムが水に移行し、除せんされることを実験しています。
これは小麦に限らず他の食材の除せんを考える上でも、参考になりますね。

公的な検査だけでは汚染食材の流通を食い止めることはできません。


測定経験を重ねることで、市民測定所も頼れるプロ集団に成長します。

こうした市民測定所を育てていくことも、今の私達にはたいせつだと思います。

近い将来、尾道にも市民測定所ができたらいいですね。



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